派遣社員って直接雇用じゃないから就業規則なんて関係ない!?そう思った人は必見!
さて実情はどうなのでしょうか。
目次
派遣社員の立ち位置を考えると・・・
そもそもな話ですが、派遣の仕事に応募し、採用された場合には派遣会社と雇用契約を結んだ上で、仕事がスタートすることになります。
「自分は、派遣先企業の所属ではなく派遣会社に所属している」
たしかにそれは正解なのですが、実際に派遣社員として働き始めると、就業規則等に関しては派遣先企業に応じることが必要となりますから、ちょっと注意が必要になってきます。
就業規則に当てはまることとは?
派遣の仕事に応募し、採用された場合には、派遣会社のスタッフとして勤務する派遣先企業で仕事をすることになりますから、お給料は派遣会社から支払われることになりますし、厚生年金なども派遣会社で加入することになります。
しかし、勤務時間や休日、服装といった就業規則に関しては、あなたがこれから勤務する派遣先企業に合わせる必要がでてきます。
休日
休日に関しては、土日祝日が休み、とか、シフト制だったり、勤務する派遣先企業の指示に沿った勤務が求められます。
最初の仕事探しの時点でわかることが多いのでそんなにトラブルはないかと思います。
ただし注意が必要なのが、お盆休みがあるか、正月休みはいつからなのか、ですね。実際に派遣社員としていろんな仕事を経験してきましたが、企業によって休みはバラバラですからね。
もし不安を感じる方は、仕事が開始される前なら派遣会社の担当者に、仕事が始まっている人は会社の先輩や上司にあらかじめ確認しておきましょう。
服装
服装に関しては、ドレスコードといって、細かく規定を定めている会社もあります。これも実際に勤めていた派遣先企業の就業規則の中にありました。
女性の場合、服装で特に注意が必要なのが私服勤務可のところです。露出が激しい服装とか、サンダルとかミュールはダメ!というところがありました。
初日は派遣会社ではオフィスカジュアルでOK!と言われていても、勤務する派遣先企業でスーツ着用が決められている場合には、スーツでの出勤が求められることもあるので、最初からスーツやジャケットを着用して出勤するのがいいですよ。
その他
その他の就業規則に関してですが、意外と「それ聞いてないよ~!」とびっくりするのが、お掃除当番やお茶当番。
就業規則には含まれないかもしれませんが、これやってる会社、けっこう多いので、事前に確認することができますから、面接時や仕事紹介時に担当者やコーディネーターに、しっかりと確認しておくといいでしょう。
派遣社員の就業規則まとめ
- 休日や就業時間について
- 服装について
- お掃除やお茶当番など
このように、派遣で仕事を決める場合には、状況によって対応方法が変わることになります。就業規則に関しては、勤務する派遣先企業にあわせることが必要となってきます。
が、なによりも事前に派遣会社でしっかりと確認しておくようにすることが重要です。そうすれば、「聞いてないよ~!」といったトラブルも未然に防ぐことができますよ。